私は、高校に入る年の春休みに
ピアノ
なんてものを始めました。
それまで音楽はまっっっっっっっっったくの不得意で、
楽譜は読めず、当然楽器は何も弾けず、
(音楽の授業ではひたすらみんなに紛れて吹くフリ。授業がなんんんんんっにも分からない子どもの気分、私にも少しわかりますよ♪)
劣等生であった私ですが、
中学のころから音楽に興味を持ち始め、
また妹がピアノを習い始めたのを見て、
衝動的に「ピアノやりたい!」と思い、親にそう言ったのです。
母は、なぜかそれをよしとし、
かくして私は15の春、1から、いや0からピアノを習い始めたのでありました。
最初のレッスンで、ドレミファソラシドの順番に鍵盤が並んでいることを初めて知って感動し、
先生には「なんでピアノ始めようと思ったの?」と尋ねられました(汗)。
その先生にはその後7年間習いました。
一生懸命やりました。
私のピアノは、「素朴」という以上に上達はしませんでしたが、
その後音楽をやることは、趣味としてにすぎませんが、私を支えるとても大事なものになり、今に至っています♪
さて、そんな風にいきなりピアノを始めた私に、
母が言った言葉があります。
母は音楽に詳しいわけでも得意なわけでもなんでもなく、
なんの気なしに、ふっと言い放ったように記憶しています。
「毎日(練習)やんな」
と。
で、私は、近しい人が短い言葉でふっと言うアドバイスに弱いようなのです笑。
「そうか、毎日か」
と思い、
その後、家で毎日1時間練習しました。
高校で部活もやらなかったので、さっさと学校から帰って、欠かすことなく毎日練習しました。
自分で決めたことなので、サボろうなんて考えもしませんでした。
ハマった、ということですかね。
その後私も色々なものに手を出しては身につかずに終わり、
骨身に染みて思うのは、
「毎日続けられないもので、上達するもの・身につくものは一つもない」
ということです。
ハイ、毎日です。
気が向いたとき、時間のあるときに、
これもやるとためになるかもとか、やって損はないとか、
そんな取り組み方でやるものは、厳しい言い方かもしれませんが、
続かないし、後にも残りません。
そう思いません?
私の場合そうであるだけで、
世の中の多くの方々は、もっと器用にできるのかもしれませんが。
塾には関係のない、私の思い出話でございました。
来週も頑張りましょう!
Have a wonderful weekend !
Comments