土曜日、学調前の自習にきた3年生のY君。
「何やるの?」と聞いたら、
「社会をやります」とかなんとか。
私「社会ったって、広いぞ。社会の何を?」
Y「えーと、・・・地理とー」
私「地理といってもまだ範囲は広いよねえ。日本地理と、世界地理と」
Y 「えー・・・日本地理で、・・・東北と北海道やります」
私「ほほう。じゃあ、1時間勉強したら問題を出そう。それが済んだら他の単元もやろうか」
Y 「はい」
・・・
1時間後、問題を出して、デキが不十分だったからまた他の問題をやって、
結局、3時間、東北と北海道の勉強をして終わりました。
効率が悪い?
次の学調で点取れるのか?
そうかもしれません。
でも、
十勝平野や日高山脈や庄内平野の場所は覚えましたよ。
「屯田兵」という言葉も覚えましたよ。
太平洋岸と日本海岸の気候の違いも理解しましたよ。
今日は忘れているかも。
でも、
「えーっと、あれなんだったっけーーー。覚えたのに思い出せないーー-」
と悔しがれるくらいにはなっているはずですよ。
3時間塾に自習に行って、「自習室」(副教材)の穴埋めをして、
で、何も覚えていない
ボーっと作業をしただけ
脳みそに汗をかいていない
そんな時間をすごすのは、見るに忍びないのです😢
テキを細かく分けて、
腰をすえて時間をかけて、
自分に鞭打って脳みそに圧をかけて・・・
それが「勉強」なんだと、
そしてやればできるようになるんだと、
中学を卒業する前に少しでもそういう経験を積んでもらいたい。
その一心です。
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