小学生の(塾での)国語の勉強、というと「漢字を練習する/覚える」というメニューが思い浮かびそうですが、うちではやりません。
学校の方でたくさんやってくださっているから。
塾でなくてもできるから。時間を食うから。
それに正直、あまり楽しくはないから。
当塾で重視しているのは(試行錯誤中ではありますが)、文法と音読。
そのうえでの文章読解。
文法の勉強は、ことばにルールがあるということに気付かせるため。
音読をしてもらうのは、良文にふれることで自然と語彙等を豊かにするため。
文章をただ「見る」のではなく、ちゃんと文字からの情報を頭に入れて「読む」ように仕向けるため。
あと、声を出して読むのは楽しいから!
小学生たちには、毎回5分程度、絵本などを音読させています。
1ページずつ私と交代しながら。
あと読解問題の文章も、解く前に音読してもらいます。
読んでもらうと、色々分かります―変な切れ目で文を読んでいるかいないか。言葉を勝手にすっ飛ばして読むか読まないか。そして、言葉を知っているかいないか。
遠回りにも思えますが、小学生の間は、急かさずにじっくり国語や算数の実力を耕していきたいと思います。
それにしても音読・・・例えば中学の英語でも生かせないかなあ(ぐるぐる思考中)。
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