先日
NHK(Eテレ)で「ヴィランの言い分」という番組をたまたま見ました。
世間一般に嫌われている物=悪役(ヴィラン)について
「そんなに悪いものじゃないんだぞ!」
みたいなことを紹介する、という趣旨の番組のようです。
その日のテーマは「運動音痴」で、
ヴィランは「(運動音痴を苦しめる学校の授業とかの)運動」でした。
ヴィランやその「仲間」の専門家いわく、
①運動で失敗するのは「皮肉エラー」などの心理的な要因も大!
②生まれつき運動が得意/苦手な人はいない!
遺伝にも、小脳の容量にも差はない
得意/不得意はひたすら経験の差による
③工夫次第で、楽しくできるようになる!
などなど。
とくに②がちょっと驚きますね。
アスリートは優れた遺伝子を持ってるんじゃないの?と。
でも番組に登場した専門家は、
そうではないと断言していました。
(7月20日放送)
「経験」こそが習熟に一番大事なもの
これは勉強ふくめ
多くの(すべての?)ことに言えそうですね。
僕も運動音痴です。
いや、
運動だけでなく、色々なものが苦手・不得意です。
で、
そんな自分を振り返ったとき、
確かに
大体のことは「経験」(自分の意志と、そうでないものと両方含めて)の有無・多少が理由なんだろうなあ、
と思えます。
少なくとも、そういう仮説が立てられます。
僕らも、ある人の特質について
大体のことはその人の人生経験から説明しようとするんじゃないでしょうか。
徳川家康は幼少からタフな境遇に置かれていたから辛抱強い性格になったんだ、とか。
「そうは言っても生まれつきもあるでしょう?少しは・・・」
という疑問も、一方では捨てきれません。
「生まれつき」を言い訳にしたほうが楽だからかな・・・
いえいえ
先天的なLDとかADHDとか、
ワーキングメモリーの大きさとか
個々の特性とかあります。
そう言われたら、
また専門家ではない僕は、
何も言えません。
ただ、
「願ったことならやればできる」
と思って生きた方が、
前向きで楽しい人生なんじゃないかな~。
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