例えば算数のこんな問題。
問.たて80m、横20mの土地があります。一周の長さは何mですか?
答.80×20×80×20=256m
(※苦しまぎれに大量の0を理由もなくカット!)
例えばまたこんな問題。
問.32をある数で割ると商は6で、余りは2でした。ある数はいくつですか?
答.32×6-2=190
やり方がわからない
からできない、
そういう話ではない。
考えようとしていないのだ。
小学校低学年・中学年から、もうそれが固定化してしまっている子たちがいる。
そうなってしまったのには理由があるだろうから、そういう子たちを責めてはいけないけど。
いざとなれば絵に描いて表すことのできる
個数、長さ
などの具体物でこのような状態(=つまりは、イメージが伴っていない)であれば、
抽象的で絵に描けない
割合、速さ
などはまったく理解不能だろう。
知り合いのある塾長は、
そんな風に「考えない」状態を
脳死
と表現した。
どぎつい表現だけど、
僕も賛成せざるをえない。
そして、このまま大きくなってしまうこと、
なんとか
阻止したい。
焦るのが一番よくないから、時間をかけてやるしかないですね。
でも、僕の中では
非常事態宣言発令!
という感じなんです。
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