「子どもを打たれ弱くするのは簡単。」
陸上競技でかつて活躍された為末大さんが、
かつてこのように書いていました。
「それは、失敗したら終わりだよと言い続けること。」
※『走る哲学』という本に載っていたのですが、手元(塾)になく、正確な文言ではありません。相変わらずいい加減で申し訳ありません💦
僕の拡大解釈ですが、これは
子どものテンションを下げてしまうこと
を指していると思います。
だとすると、
教師は、ついついそういうことを口にしてしまう危険が、しばしばあります。
全然わかってないなあお前
自学もまじめにやってないじゃないか
小学校の内容もわかっていないじゃないか
楽ばっかりしようとしてるんだろ?
甘いぞ
そんなので成績が上がるはずがない
そんなんじゃ〇高に行けないぞ
高校に行っても深海魚だぞ
なんだかんだ学歴社会なんだぞ
格差社会なんだぞ
勉強で頑張らない奴が将来社会出たら頑張れるのか?
一目置かれるようになるのか?そんなわけがないぞ?
etc.
口には出さなくても、
生徒に対してネガティブな言葉を吐いている人もいるでしょう。
そういうのをX(旧twitter)でぼやく人もいるみたいです。
先生も人ですからねー。
でも、
そういう内面の思いは、やはり生徒には伝わります。
それらの指摘は、正しいのかもしれません。
でも、
学校で一日授業を受けて
部活やって
夜になって
疲れて塾に行って、
何が悲しゅうてテンション下がる言葉を聞かなーあかんねん?!
学校でも聞き飽きたっつーの。
もう、アドバイスでもなんでもなくて、
呪い
ですよね。
先にズラズラ挙げた言葉たち。
呪いがかかったら、そりゃ子どもたちも打たれ弱くなるでしょう・・・。
僕も決してコミュニケーションの得意なナイスガイではありませんが、
気持ちをアゲて帰してあげたい
だからテンション下がる話はしたくない
それはいつも思います。
朝の太平洋。雲のきれいな季節になりましたね。
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