難しいですよね。
保護者の要望、地域性もあるので、塾の方針も色々だと思います。
私が立てた方針は、
①中学に入ったときにスムーズについていけるようにする
②文法はやらない(中学で1からやるから)
でした。
①についての方策を考えた結論は、「なんとなくでも英単語・文を抵抗なく読めるようにする」でした。
あと文字を丁寧に書くこと。
英語の読み方って、実はすごく難しいですよね。
これがネックになってしまう中学生、相当いると思うんです。
(それ以前に、いわゆるローマ字の読みがちんぷんかんぷんな子も、結構多いです。)
かといって、フォニックスを1から順に教えていくのも、規則ずくめという感じでおもしろそうにありません。
フォニックスの規則通りに読む単語は75%くらいにすぎないそうですし。
そこである絵本(※)を土台にして、実地で読みを学んでいく(?)ことにしました。
「さあ、この中でローマ字の読み方と違うぞ、ってところを言ってごらん」
「えーと、scooterのcooのところ」
「OK。ooは、『ウー』みたいに伸ばして読むぞ。ほら、先週kangarooってあったじゃん。あれと同じ。よし、次は?」
・・・
それにしても、
uは「ユ」と読んだり「ア」と読んだり。
aは「ア」のときもあれば「エイ」のときもあるし、「オ」のときもあるし!
もう、英語の読みのむずかしさを楽しんでしまえ、という感じです。
まだ小学生だから、楽しんでもらわなければ。
なおかつ、中学以降に生かせる内容を考えたら、こうなりました。
小学生クラス、随時募集しております!
※"THE ALPHABET BOOK" P.D. Eastman, RANDOM HOUSE, 1974
Kommentare