問 下の図書室と教室ではどちらが混んでいるか。
図書室 80㎡ 35人
教室 150㎡ 60人
小学5年生の算数の難関、「単位量当たりの大きさ」の問題です。
まあ、どっちか(人口、面積)をどっちかで割るわけなのですが、
これをあてずっぽうでやって、
〇だったから良し!
では意味がありません。
一問ずつ説明をしてもらいます。
「1㎡あたりにどれだけ人がいるかっていうことで比べるから、
人口÷面積で、
図書室だと、35÷80!」
これじゃダメです。
なぜ面積÷人口(80÷35)じゃないの?
「うう・・・」
ちょっと考えてもらって、説明に挑戦!
「数字を簡単にして考えて、2㎡のところに6人いたとしたら、1㎡あたりに3人いるということになって、これは6÷2で、人口÷面積だから、同じようにやって、35÷80です!」
ここまで説明してもらえれば、OKです!
よくできました💮
〇か×かは、
往々にして大きな問題にあらず。
そこまでの道のりのほうが大事!
でも
多くの先生方も言われていることですが、
そうやって
小学校段階のうちに
「腑に落ちる」勉強の体験をした子は、
中学以降落ちこぼれることはないと思います。
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